一戸建てのリフォーム

一戸建て住宅のリフォーム

一戸建ての持ち家でも、建築の工法や地域の条例などによりご希望のリフォームが行えないこともあります。
工法、リフォーム内容についての一般的なものをご紹介します。

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リフォーム内容

吹抜け

木造建物の場合は建物の構造強度に影響が出なければ比較的容易に行うことができますが、重量鉄骨造の建物は鉄骨の梁を動かせない為、吹抜けへのリフォームは難しくなります。
既存の屋根にトップライトを設けるのは、よほど大きな窓にならなければ比較的容易です。

間取り

部屋や水まわりの位置を変えたり、壁を取り払って複数の部屋をつなげたりなどの間取り変更は、建物の構造や工法によって自由度が異なります。
柱と梁で建物を支える木造軸組工法などの場合は、他の工法に比べると間仕切りの移動による波撮り変更など自由度はかなり高くなります。

屋根裏

屋根裏は天井と屋根の間の空間で、小屋裏、天井裏と呼ばれることもあります。
通常は天井板でふさがれていますが、容積率を超えない範囲であれば収納スペースなどにリフォーム可能です。
面積が、その階の2分の1以下で、天井までの高さが1.4m未満であれば床面積に算入されないので、そのサイズであれば容積率を気にせずリフォームすることができます。

耐震・断熱

老朽化が気になる建物をリフォームするときは、耐震補強も考えたいものです。耐震補強が必要がどうかや、その方法、工事費用は建物の状態によって異なるので、適切な補強をするためにもまずは耐震診断を受けることが必要です。
断熱の方法には「内窓をつける」「断熱性能の高いドアに交換」など、部分的な増設や交換のリフォームは単独でも行えます。
しかし、床、壁、天井、屋根などの断熱性能を高める工事は解体する面積は広いため、内装の張り替えなど他のリフォームと同時に行うほうが一度で済む為、コストも割安になる場合が多くなります。

新たに開口部を設置してもよいような建物強度に影響の無い外壁であれば、窓を増やしたり移動したりすることはできます。しかし、建物を支えている耐力壁に新たな窓を設けることは難しくなります。サッシを交換する場合、敷地が防火地域・準防火地域なら防火性能基準を満たしたサッシにのみ交換が可能となります。

増築

住宅の規模は敷地ごとに決められた建ぺい率、容積率で制限されます。100㎡の敷地で建ぺい率60%、容積率150%であれば、増築後の家は建築面積は60㎡、延床面積は150㎡が上限となります。
新築時に上限いっぱいの場合でも、その後、建ぺい率や容積率が変更されている場合もあり、現在では増築可能な場合もあります。。

コンセント

コンセントの移動や増設は比較的自由にできます。内装のリフォームが始まる前なら、変更も比較的容易に行えますが、コンセントを増やしたことで常時使える電化製品が増えると、電力会社との契約容量を大きくする必要が出てくる場合があります。契約変更すると毎月の基本料金も増額することになります。

水まわり

一戸建ては、水まわりの変更に制約が少ないのが特徴です。キッチンを明るい場所に移動したり、向きを変えて対面式にしたり、2階にトイレや浴室を設けたりなど、かなり自由にリフォームが行えます。敷地と建物の位置によって給排水管に勾配がつけにくく、大幅な移動が難しいこともあります。

バリアフリー

一戸建ての場合、床を平らにするのは比較的容易です。浴室の出入り口もバリアフリー仕様の三枚引き戸などで対応できます。
階段やトイレなどの手すり設置は壁に補強が必要な場合が多くなります。使う人の体の状態によって、最適な位置や形状が異なります。

工法による自由度の違い

一戸建ての間取りのリフォームは、建物の強度に影響が及ばない範囲で行わなければなりません。
そのため、間取り変更の自由度は構造、工法などにより大きく変わってきます。

木造軸組工法

柱と梁で建物を支える自由度はかなり高い

上からかかる重さには柱と梁で、横からの力には斜めの筋交いで抵抗する工法。
建物を支える柱は移動できませんが、間仕切り壁はかなり自由に移動でき、間取り変更が容易です

一戸建て在来工法

2×4工法(枠組壁工法)

パネルで建物を支える間取り変更には制限があります

パネル状の床、壁、天井で建物全体を支える工法。
面で支える構造のため、窓やドアなどの開口部を大きくしたり増やすことは困難で、建物を支える間仕切りを抜くこともできません。

一戸建て枠組み壁

鉄筋コンクリート造(RC造)

RC造とも呼ばれる工法
構造によって自由度が違う

鉄筋とコンクリートでできているもので、上記のように構造により自由度が変わってきます。
柱と梁が建物を支えるラーメン構造は間仕切り壁を抜けるので自由度が高く、
壁と床で支える壁式構造は、耐力壁の移動に制限があります。

プレハブ

工場生産の壁や床を現場で施工
自由度は構造体の材質で異なります

工場生産の床や壁、天井などを現場で施工します。
柱や梁で建物を支える鉄骨系は間取り変更の自由度は高いですが、壁で建物を支える木質系、コンクリート系は間取りに制限あります。

一戸建てプレハブ

鉄骨造

鉄骨の柱と梁で建物を支える
自由度は部材によって異なります

鉄骨の柱と梁を組み合わせて建物を支える。
軽量鉄骨造は建物を支える耐力壁の移動ができません。重量鉄骨造の間取り変更の自由度は、他の構造と比べても高くなります。